集会長挨拶
第64回日本臨床化学会年次学術集会のお世話をさせていただきます、自治医科大学臨床検査医学の山田です。会期は2024年8月30日(金)~9月1日(日)、残暑真っ只中です。クールビズで行います。
テーマは臨床化学を皆で楽しく学び、実践していきたいという想いを込めて「これからも面白い臨床化学」としました。
特別講演として、アルツハイマー病の基礎・臨床の第一人者の金沢大学の小野賢二郎教授に「アルツハイマー病:疾患修飾へのアプローチ」と題してご講演いただきます。もうおひとりの特別講演は、医学・医療の社会倫理学の研究者で、政府の新型コロナ対策のメンバーとして活躍された東京大学医科学研究所の武藤香織教授に「臨床検査の社会学」と題してご講演いただきます。またJSCC国際セミナーとしてNIHのAlan Remaley教授に「Update of lipid and lipoprotein testing」と題してご講演いただきます。その他、4題の教育講演、若手育成企画を含む9つのシンポジウム、RCPC、学生シンポジウム、YIAシンポジウム、企業シンポジウム、機器試薬セミナーなどが企画されています。楽しく学んでいただけると幸いです。
一般演題に登録いただいた方々には大変ありがとうございました。一般演題あってこその学術集会です。ぜひ楽しく議論していただきたく思います。
会場のライトキューブ宇都宮は2022年12月にオープンしたばかりの快適なコンベンション施設です。JR宇都宮駅に直結しており新幹線を降りてそれほど汗をかくことなく会場に入れます。情報交換会も通常通りに開催する予定です。たくさんの方々にお会いできることを楽しみにしております。
2024年6月1日
第64回日本臨床化学会年次学術集会
学術集会長 山田俊幸
(自治医科大学臨床検査医学講座)